辞めましたか…

ネタ元のリンクはいらないと思います。
前原代表の辞任ですね。

基本的に、日本の政治家は責任という言葉を軽く扱いすぎている気がします。
前原さんが党首になった時の党首選は、元々年金未納云々だったと記憶しています。
正直、そのようなことで簡単に辞任して「責任取りました」みたいなことはやめていただきたい。

永田議員の議員辞職も同じ。辞任したとして、補選を行うとそれだけお金がかかります。ウン千万とか億になるかもしれません。そこまでのことですか?
前原さんは代表を退いただけですが、その後の対応で民主党がゴタゴタするでしょう。代表選びとか党の方針とか…そこまでの問題ですか?(もとからグダグダじゃん、民主党…というツッコミはあると思いますが)

前も拙ブログで書きましたが、ここでもっとも国民が怒らなくてはならないのは

メールごときの事で大事な法案の審議や政策の審議などの時間が削られている

ことではないでしょうか?

そのことの責任はメール問題のようなものよりどれだけ大きいことでしょう。
少なくとも、私はメール問題で1日かけるより1分かけて年金の話をしていただきたい。それぐらいの問題の大きさでしかないと思っております。

 もし、本当に責任を取るのであれば、事実を公表、謝罪をし、その件に関して冷たい目で周りから見られようと、罵倒されようと、いやみを言われようと任期を全うする…ことではないかと思います。
 今回の件は、個人・永田、個人・前原の話であり、議員であったり党首であったりという立場の話ではないのですから、議員や党首としての責任とは異なるはずです。議員であれば、政策などへの関わりに関して投票してくれた国民への裏切り行為、党首であれば、政党が進めた政策が間違っていた…というのがそれぞれの責任であると考えます。そう考えた時に、ガセメール自民党を批判したことは国民への裏切り行為ですか?その人を擁護したことは党首の責任ですか?と問われると今回の対応はおかしくはないでしょうか?
 会社組織であれば、前原さんは永田さんの上司ですから、永田さんを擁護した時点でなんらかの責任はあるでしょうが、立場を辞任するほどですか?そもそも、前原さんは永田さんの上司ですか?

 今後、民主党はどう進むのでしょう…政権をとろうという気概ある野党であるでしょうか…
もし、民主党が政権をとるつもりでないならば、旧来の野党と同じで政権担当与党であり続ける自民党の批判をすることだけでありつづけるのであれば…自民党は小泉さんのような国民的人気で引っ張る必要がないので、反小泉的な党首・党の方針になり、20年ほど昔に戻ってしまうのではないでしょうか…それが心配です。


 とりあえず、前原さんの代表辞任を言ってきた人に聞きたいのは、

それで何が変わるのですか?

 ということ。ここは明白にして頂きたい。永田議員の離党(無所属なので質問時間がないはず)で話はすんでいるはずなのに。