イチローは謝罪しる！…しる？
総括は早すぎたようです…
アジアの真実さん…まぁ知韓の人には有名すぎるブログですが、ここで韓国での報道内容が取り上げられていました（リンク先がそのエントリ）。
この方の分析は相変わらずすばらしいものがあります。
さて、今大会で男を上げたという評価のイチローですが、私は一つ悲しいです。というのは、「イチロー選手(以下：イチロー)が韓国代表を評価したということが聞こえてこない」ことです。
私がたまたまそのような報道を目、または耳にしていないだけかもしれませんし、イチロー自体がそのようなことをしていないかもしれません。前者であればよしです。後者であると、問題があるのではないかなと思っております。
嫌韓を謳うブログや掲示板では一次予選前のイチローの「対戦相手には向こう30年日本には敵わないなと思わせる勝ち方をしたい」という言葉を韓国が過剰反応していると言っているところが多かったように思われます。しかし、二次予選まで行かないと対戦がないというわけではなく、一次予選で必ず当たる場合、韓国がこの発言に反応しても過剰と言えるでしょうか？もし、一次予選では別の組でこの発言に反応したのであればそれは過剰反応と言えなくもないです。ただ、今回は必ず当たる相手、しかも、イチローは相手を指定していないということは“一次予選であたるすべての相手”に対しての発言だったのではないでしょうか？もちろん、実際は「一次予選だからといって油断するなよ」というイチローなりの発言であると私は思っていますが、発言内容のみであれば韓国だけでなく台湾も中華人民共和国（中国）も韓国のような反応をすることもありえたのではないでしょうか？
そして、どのような理由があったにせよ正当な勝負で日本は韓国に負けました。それは事実であり、イチローはそのことを何らかの形で評価すべきではなかったでしょうか？「韓国には執念を感じたよね」でも、「キューバに勝ってプロの意地を見せたけど、日本もうかうかしていられないよね」でもいいのです。そういう発言が欲しかったと思っております。
もちろん、そんな発言は韓国のメディアを喜ばせるぐらいの効果しかないかもしれません。しかしながら、準決勝が終わって韓国との試合は終わったわけですから、優勝した後ででもよかったので謙虚さを見せていただければよかったのになと思わずにはいられません。もちろん、これからでも構わないのですが、もうすぐチームとしてレギュラーシーズンが始まりますからそんなことは言っている暇はないでしょうし、シーズンが落ち着いたころにはみんな忘れているのではないでしょうか？
もちろん、韓国が起こした行動である、マウンドに太極旗を刺したり、イチローの足もとにボールを転がしたりという行動はスポーツを冒涜しているので論外ですし、先に参照させていただいたアジアの真実さんのエントリにあるような日本を貶めることで自己の満足を得ようとする行為には賛同しかねます(これは野球に限らず日常茶飯事ですが)。特に、今回特段韓国を煽るような発言をした記憶が（私は）ない王監督への誹謗中傷に関しては怒りを覚えるほどであります。
しかしながら、イチローの発言に対する反応は異常なほどだとは思いませんし、むしろそれに対する日本のブログの反応の方が異常に見えるのであります。
イチローが嫌いなのか？いえ、イチローは好きですよ。ストイックに自らを鍛え上げていくところなどは尊敬に値します。しかし、今回、彼の発言にはフォローが足りなかった。それは事実ではないでしょうか？
更にイチローに対して思うのは、「屈辱的な日」の発言はアメリカ戦の時に言って欲しかった。アメリカ贔屓―私は、あのタッチアップの件は誤審ではなく、アピールによって、それをキチンと審議するでもなくアウトに変えたことが問題だと思っています。もともと早いスタートという判断でアウトというジャッジならここまで問題にならなかったのではと―に対しての発言であればもっとかっこよかったのに…というのが私の感想です。
総括追加
総括をした後に付け加えるのはなんか申し訳ないのですが、MVPのところで松中を入れてなかったので追加を。ヒット数、得点がチーム1位はすばらしいです。更に、西岡(エラーがなければ十分対象です)や里崎も…と考えると、大塚も考える必要がありそうです。上原は投球回数が17回と松坂よりも4回多く、渡辺よりも3回1／3多いわけですから、そこも評価すべきだったとは思います。
MVPは「ゲームの中でどのような活躍をしたか？」ですから、テレビとかでのMVPはチームを引っ張ったイチローだという意見には賛同しかねます。
ゲーム外で引っ張ったというのは評価しませんから。そこを評価するのであればMVPのPをPersonにして、王監督を選びますよ。私は。
最初は気にしてなかった
二次リーグの韓国戦あたりから遅ればせながらみていましたが、やりました…
日本、世界一おめでと〜
ちょっと決勝で思ったことを追加
MVPはイチローでも松坂でも上原でも誰でもいいかなと。
ただ、決勝のMIPはムネリン(SB：川崎)かなと。
ピッチャー返しをファインプレーしたかと思えば、エラー連発。どちらかというと守備と走塁のイメージがあったのでショックでしたが、その後ホームへの好走塁で盛り返し。負けたら非難されているでしょうが、勝ったので言います。
彼こそ決勝を面白くした仕掛け人である
と。
あと、松井秀樹や井口などのメジャー組がいなかったのが逆によかったのかもしれません。イチローを中心に良くまとまったチームでした。松井や井口がいたらイチローもあそこまで責任感を背負った行動(マスコミ対応など)はしなかったのではないでしょうか？松井がいたら、松井がマスコミ対応をイチローがプレーで引っ張る…となり、チームが一つということにはならなかったのではないでしょうか？井口であれば、中心が二つになり…と。短期決戦ですから、中心になる人はひとりでよかったのですよね。結果論ですけど。
松井・井口・城島各選手には是非リーグでWBCに出なかっただけの事を見せていただければと思います。
以上、WBCの(3戦しか注目してませんでしたが)総括でした！
卒業式に思う
一週間ぐらい放置をしてしまいました。
しかも、その前は一日前にどうでもよいと言っていたWBCに関するエントリ…恥ずかしい限りで。
さて、先日、通勤途中にある中学校を通ると、校門に「卒業証書授与式」という建て看板があった。大学時代は真面目に大学に行かなかったという後ろめたさからか、卒業する人数の多さからかあまり記憶に残っておらず、高等学校の卒業からすると「あぁ、懐かしいなぁ」という思いに駆られました。
卒業式といえば日の丸・君が代の話が出てくるわけですが、私は「国旗・国歌が好きかどうかは別にして、起立をし、歌う振りをするなどしなくてはならない」と思うわけです。
よく聞かれる反応として、「卒業式は生徒のものだから生徒が判断すべきだ」というものがあります。まことに呆れ果てます。
まずきちんとしておかなければならないのは、「卒業式は学校のもの」であるということです。
この話の最初に中学校の前を通った話をしましたが、そこに書いてあったのは「卒業証書授与式」つまり、この場合の主目的は「卒業証書を授与する」ことであります。卒業式は、wikipediaによると「学ぶべき課程を全て修了したことを認定し、そのお祝いをする式典のことである。」ということであるらしいのですが、あくまでこの式を行うのは学校側であります。もちろん、学校が在校生に行わせる（許可を与える）形はあるでしょうが、それも在校生が行うという権利を持っているのは学校側ということになります。つまり、卒業生はこの式に関して「参加・不参加」という選択肢しかもともと存在しないのです。もちろん、卒業式に出なくとも卒業資格さえあれば卒業証書もあとでもらえます。サプライズでもなんでもない国旗の掲揚、国歌斉唱に対して反対するのであれば、参加をしなければよいのです。
自分の主義主張と反するのであれば、そこに参加しない自由はあります。学校側に参加させる権力はありません。ただ、参加して欲しいから参加するように言ってくるだけであります。もし、それで学校側が資格を満たしているのに卒業させないということであれば抗議する…ということではないでしょうか？
ではなぜ公立学校は国旗を掲揚し国歌を斉唱するのでしょうか？それは「学習指導要領では、『その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする』と定められている。」とのことだからです。本来は国歌・国旗に敬意を払うのは当然だという話が出てくるでしょうが、それについては今回は触れないことにします。また、国歌が君が代であり、国旗が日の丸であることに関してももちろん触れません。それはまた別の話だと思うからです。もちろん、国歌・国旗に敬意を表するのは当然だと私も思っています。今日はこれまでで。
WBC
WBCの日本対韓国。
韓国のライトの選手のファインプレーがすべてだった気がします。
だからといって、日本が韓国より弱いとは思いません。
もちろん、もし今回日本がアメリカに勝ったからといって日本がアメリカより強いとは思いませんし、キューバ・プエルト＝リコ・ベネズエラといったところより強いとも思いません。
それは、サッカーのワールドカップでセネガルがフランスに勝ったけれども、国としてフランスよりセネガルが強いと思わないであろうことと同じであります。となると、国別対抗をする意味はない…といわれても言い返せません。現にサッカーでさえワールドカップ不要論があるのですから。
しかし、野球というスポーツにおいて国を背負って勝負をするという場が出来たことはうれしく思います。
日本代表がこれからどのような結果になるとしても、不正や非道徳的行為はないことを祈ります。次に選手やスタッフが納得できたかどうか。そして結果。
でも、やはり 頑張れ日本！
所感など
最近ブログを書く時間(個人の能力の問題で、一つのエントリを書くのに４,５時間ぐらいかかるのです)がないので、申し訳ないのですが、所感だけ
・民主党は、簡素で構わないから国民に予算審議の邪魔をしたことを大々的にわびて欲しい。
→メールの件は、最終的にどう落ちるとしても大事な予算の審議をないがしろにしてまでする話題ではなかった。前原民主に期待していただけむなしさがあります。
・札幌の偽装はマスコミが騒ぎすぎ。
→新聞も取っていないし、ニュースも見ていないが、Web上での記事は多い。姉歯の件のような極端に偽装していれば問題ですが、震度５強レベルにあるということなので、また、前のは販売・建設までがグルという状況に対して、今回は設計側の数値偽装。本人と、設計会社を処罰し、販売会社は住人へ「耐震強度がやや足りない旨」の説明。建設会社は補強工事をするだけの話ではないでしょうか？
・極東アジア３国
→正直どうでもいいです（笑
WBCにしろ、フィギュアスケートにしろ…南○○
東シナ海にしろ…中○
最近の話題はこれぐらいでしょうか？
考えてはいたものの、エントリに書く余裕がなかったもの。
警察の自殺統計を見てみると、「小泉改革が自殺者を増やした」という反小泉派の主張はおかしいと思われる件。当然減らしてはいませんので擁護するつもりはありませんが…
参考リンク：とあるサイトにあった警察庁発表の自殺者推移によると、平成10年（1998年）から自殺者激増していること（警察庁自身には単年しかない様子なので）・小泉純一郎氏が総裁になったのは2001年であること（wikiより）
